ススメ!シンデレラロード:安斎都編
ここでは、加奈ちゃんさんが登場したイベント[ススメ!シンデレラロード:安斎都編]を紹介します。
※加奈ちゃんさんは3話のみの登場です
イベント情報
第1話
「安斎都の事件ファイル、Ep.385。 |
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「とうとう追い詰めましたよ、大怪盗ヨリコ……!」。 |
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「ふふ……貴方ほどの人ならばきっと、 |
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「余裕ぶっていられるのも、いまのうちですよ! |
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『ディテクティブヴァーサス』でのLIVE、大成功デシタネ♪ |
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ありがとうございます、ケイトさん。 |
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謙遜することなんてありませんよ。 |
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ところで、都さんはどうしたんですか? |
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……なに、少し推理をしていただけですよ。 |
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プロデューサーさんが私たちを呼んだ理由は、 |
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呼び出された理由はみんな知っているはずなのですが……。 |
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あ……。ふっ……初歩的なミスでしたね。 |
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みんな、お疲れさま。 |
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ありがとうございます! |
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「少女探偵ミヤコ、成長した大人の姿で再登場」……おや。 |
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演技自体は都本人にしてもらって、映像はCGで加工するんだ。 |
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衣装もキャラクター像も、都の要望を反映すると言っていたよ。 |
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ふぉおおお……なんとも贅沢な……! |
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ふむ、やはり理想は…… |
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あの……ホームズは名探偵ですが、 |
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はっ……!た、確かにそうでした! |
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Indeed……重要なのは、ミヤコの理想、デスヨネ。 |
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将来……どんな、大人に……。 |
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……プロデューサー、これってけっこう先のお仕事ですよね? |
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ああ。この件で早めの動き出しになっているだけで、 |
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一朝一夕で出せる答えではありませんからね。 |
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ありがとうございます! |
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おっと、メッセージが。 |
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嬉しそうな顔デスネ、ミヤコ。 |
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ええ、学校で事件があったみたいなんです。 |
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事件って、暗号文が現れたというだけなんじゃ……? |
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みなさんで一緒に推理してみましょう! |
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「Gpu ea sns awn hop ain |
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ありがとうございます。 |
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こういうの、ミステリー小説で読んだことありマス! |
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ヒントに従ってみましょう。 |
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名探偵の大好物といえば、やはり「謎」ですよ! |
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「Mystery」……ンー、違いそうデス。 |
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……これ、都ちゃんの学校で見つかったんですよね? |
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フ、とうとう学校中に名を轟かせてしまいましたか……。 |
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多い、多すぎです!ええと、まずはアンパン! |
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「an」ではなく、「un」と書いたら…… |
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それです、実に初歩的でした! |
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ぐ……うえす……ふー、あい……? |
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「Guess who I」……少し省略されていマスガ…… |
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それなら、意味が通りますね……! |
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謎の人物……「私は誰でしょう」……暗号文が発見されたのは、 |
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つまり、その場にいないということなのでは……? |
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お、さっそく返事が。 |
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これは……重大な事件の予感がしますよ……! |
第2話
それで、どうしてお休みしたご友人のお宅を訪ねるんです? |
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探偵の勘というやつがざわざわしているんですよ。 |
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ごめんください! |
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家出!?で、ですか!? |
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ええ、しっかり書き置きもあってねぇ。 |
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あまり心配されてない、デスカ……? |
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うち、もともと放任主義なんです。 |
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……その書き置き、見せていただいてもよろしいですか? |
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大した内容はないけど、ええと……はい、どうぞ。 |
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ありがとうございます。 |
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「ふざけんな、出てく」 |
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……その、ご家庭の事情に踏み込むようで恐縮なのですが、 |
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思い当たることはあるけど…… |
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(言葉の強さに反して、文字に乱れはなく、 |
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(……何か、ちぐはぐな気がする。) |
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とはいえ、家出はいいことではありませんからね! |
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それはそれで、旅みたいで楽しそうだけど……ふふ、冗談よ。 |
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ミヤコ、日も暮れてきマシタ。 |
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くぅう……! |
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翌日・撮影中 |
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はぁ~っ……このカキフライ、とっても美味しいです! |
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衣はサクサクで、中はプリプリ♪おっきくて贅沢ダワ~! |
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ここでお姉さんからなぞなぞで~す♪ |
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お、なぞなぞか! |
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あ、わかった! |
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ぴんぽーん♪ |
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(礼さんたちはさすがの手腕です……謎と味で、二度美味しい! |
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(ふむ……この2点は、映画でどんな大人の私で登場するのか、 |
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瑠璃ちゃんの性格から考えて、遠方へは行っておらず、道路に |
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あら、どうしたの都ちゃん? |
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ええ、そうなんです。 |
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写真には女子高生が映っている。 |
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家出しちゃった友だちネ……コレがその写真? |
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これじゃあ、場所は特定できなさそうだけど……。 |
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それならやっぱり、ただの家出なんじゃない? |
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そうだな……あんまり気にしなくてもいいと思うけど、 |
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みなさん……! |
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ミヤコって、いつも推理しているわヨネ。 |
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うーん……きっかけはなんだったか……。 |
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ふふっ、好きなものにはとことん熱中しちゃうタイプね♪ |
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ええ、推理ももちろん好きですが……本当に小さいころは、 |
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「知る」ということが、きっと昔から好きだったんだと思います。 |
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ご両親は、どんな謎でも解決してくれる人みたいね。 |
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……! |
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……親か。 |
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もちろん!実物をお借りしてますので! |
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サンキュ。 |
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都、もしかしてこう思ってるんじゃないか? |
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えっ、すごい……そうです、その通りです! |
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観察は推理と違って、誰にだってできるよ。 |
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ま、このちぐはぐさが何を意味するかまではわからないけどな。 |
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カ、カッコいい~……! |
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教室に残されていたあの暗号も絡んでいるとしたら、これは…… |
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ということは、何か事件に巻き込まれた可能性も否めない……! |
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ミヤコー?ミーヤーコー……ダメねこれは。 |
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んー……でもこれ、本当にただの家出よね? |
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ま、100%そうだと思うよ。 |
第3話
翌日・握手会中 |
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む、あなたは……この手のマメのつき方、ご趣味はテニスですね? |
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あはは、惜しい!バドミントンだよ! |
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都ちゃん、お客さんの心のつかみ方うまいなぁ……! |
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いつもいっぱい応援してくれて、ありがとぉ☆ |
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都ちゃん、どうしたの? |
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もしかして、今朝言ってたお友だちのこと? |
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はい……実は、この写真の謎がまだ解明できていなくてですね。 |
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えっと、昨日アップされてたっていう写真だよね。 |
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でもこれ……ヒントになるんじゃない? |
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マンホール……? |
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だとしたら、大事な手がかりだよぉ。 |
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わあっ、どこにどの絵柄があるかのマップもあります! |
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うん、公園を抜けた先だね。 |
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さすがおふたりです……! |
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おーっ♪ |
アーケード街 |
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んん~っ……! |
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話題になってたんだよねぇ、ここのチュロス♪ |
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ブログ用ですか?もちろんどうぞ! |
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撮るよぉ、にっこり笑顔でぇ……にーっ☆ |
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にーっ☆ |
うふふっ、いい感じぃ! |
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ありがとうございます♪ |
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そ、そうでしたー! |
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おいおい、『りるすたー』じゃないか! |
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おや、商店街のみなさん! |
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あ、さっき握手会に来てた……えと、こんにちは! |
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こちらのおじさんは「ぱんとむ」という名前のパン屋さんで、 |
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ははーん……その虫眼鏡、さては捜査中だね? |
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うちの連中、いっつも都ちゃんにお世話になってるからねぇ。 |
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ありがとうございまぁす! |
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お世話になっているのは、私もですよ! |
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……あれ、亜蘭ちゃん? |
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こっちに気づかなかったのかな? |
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急ぎの用事だったんでしょうか? |
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都ちゃん!マンホールあったよー! |
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なんと! |
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……。 |
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「フェイク」……? |
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写真をもう一度見てください、彼女の足元に注目です。 |
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このアーケード街に来るのならあの道を通らなければなりません。 |
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じゃあ、このあたりに誘導するために、 |
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かく乱のため、だったんでしょうか。 |
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うーん、ホシとかはちょっと関係ないかもしれないけど……。 |
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複雑な気持ちなのかも……自分でもうまく言えない、っていうか。 |
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え?逆側?もうひとつのマンホール? |
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ホームページに載ってたマップ、もう一回見てみてぇ? |
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ほ、本当だ……! |
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みんな、今日の捜査はここまでだよ。 |
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わっ、プロデューサー!? |
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ああ。ついでに都に、詰まってないか聞きにね。 |
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はっ……!そうだ、そうでしたっ! |
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大人の方々とお仕事をご一緒したり、 |
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名探偵アイドルという名を冠することに、揺らぎはありません。 |
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そこで、別の方向から探ってみることにしたんです。 |
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ですが……私は謎解きがうまくいかないことも、 |
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悩むことじゃないよ |
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推理力以外にも、都の魅力は確かにあるよ。 |
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……待ってください! |
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わかったよ、名探偵 |
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ありがとうございます。さすがは私の助手、そして相棒ですっ! |
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その後 |
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安斎さん!間に合ってよかった……! |
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おや、そうでしたか!ありがとうございます! |
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フッ……ざ・げーむいずあふっと、というところですかね……! |
第4話
雑誌撮影・休憩中 |
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都ちゃん、どうしたんですか? |
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ふっふっふ……わかったんですよ、すべてね。 |
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ああ、お友だちのコト、デスネ? |
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昨日、私の元へこの花束が贈られてきました。 |
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「My dear Miyako」……親愛なるミヤコへ、 |
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フッ、やはりそういう意味でしたか……聞き覚えがあったのでね。 |
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そして、この花の謎は一度解いたことがあります……。 |
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つまり……瑠璃ちゃん失踪事件の犯人は、 |
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…………はい? |
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…………言われてみればそうだー!? |
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ふふっ、大丈夫ですよ。 |
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「ファンが知る謎」、ということデスネ。 |
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はいっ! |
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ふむぅ……謎、出てきませんね……。 |
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Hum……ヨリコと何か関係のあるモノ? |
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眼鏡はあまり関係ないかも……? |
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探偵と怪盗のロールプレイをした、あのLIVEですねっ! |
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Indeed、英語にすると「Phantom」デスネ。 |
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一応その、ふぁんとむのつづりをこちらに書いてみてもらっても? |
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さすがミヤコ、柔軟デス! |
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ふぁんとむ……Phantom……ぱんとむ? |
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商店街 |
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現場に急行だー!なんて言うからビックリしちゃったわよ。 |
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はい、先ほどご自宅にも確認しましたが、やはりまだ……。 |
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喝っ!だからってひとりで飛び出そうとするのはダメですよ! |
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こういうのはあたしの領分なんだから、頼っていいのよ♪ |
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そ、それはそうなんですが……かく乱のために、 |
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んん……いささか無理矢理な気が……。 |
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ま、真実なんて本人に聞けばわかることよね。 |
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ちょ、あの、狂パトモードは今日はしまってくださいね? |
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(確かに、また早合点をしてしまったのかもしれない……。 |
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(『ディテクティブヴァーサス』……つまり、相対する存在。 |
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わかった、わかりました!! |
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ど、どうしたんですか急に、大きな声を出して。 |
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(でも本当に、このまま謎を解明していいのだろうか? |
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……言いにくい真実っていうのも、きっとあるわよね。 |
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これが正しい選択かは、わかりません。 |
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公園 |
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急にあんぱんを食べたいなんて、都みたいなこと言うよねー。 |
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どうしてもあんぱんの気分だったの。 |
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見つけましたよ、瑠璃ちゃん。 |
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都……!? |
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家出をしたと聞いたときはビックリしましたよ、瑠璃ちゃん。 |
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あー……バレちゃったんだぁ。 |
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私の力だけではありません。 |
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でも、こんなに手の込んだ家出を計画するなんて……。 |
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……。 |
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進路相談とかも、好きにしなよって言われてばっかだし。 |
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どうでもいいのかなって思い始めちゃったら、きつくてさぁ……。 |
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うち、親が揃って出張でちょうどよかったんだけどね。 |
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不安にさせちゃったよね……ごめん。 |
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……わかんないよ。 |
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……これは私のいち意見ですが。 |
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子どもだから、大人だからという線引きはあるかもしれません。 |
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どんな些細な疑問にも、真摯に答えてくれる。 |
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……ときには、優しい嘘が必要な場面もあるでしょうけど。 |
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都って、割といろいろ考えてるよね。 |
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のんのん、私だってまだまだ子どもですよ? |
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それに、捜査は夕方まで!と決まっていますし、 |
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……ふふっ、あはは! |
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都がアイドルになってさ、ずっと遠くに行っちゃうと思ってた。 |
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いつかすごい大人になっても、都は変わんないんだろうな。 |
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だって……こんなに近くにいてくれる。 |
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いますよ、ずっと! |
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そろそろ一緒に帰りましょうか。 |
第5話
瑠璃の家 |
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瑠璃!いままでどこ行ってたの……! |
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お母さんでも、心配することあるんだ……。 |
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当たり前でしょ、あんたの親なんだから! |
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いえ、それよりも……。 |
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きっと、おばさんは大きな問題だとは思っていなかった…… |
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ですが、実際はそうではなかった。 |
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……お母さん。私ね、探してほしかったんだ。 |
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ごめんね、瑠璃……気づいてあげられなくて。 |
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なぜ、という疑問に答えること…… |
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それを怠ってしまうと、亀裂が生じてしまうかもしれない。 |
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もちろん、話さないほうがよいというものも存在するでしょう。 |
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ええ、そうね……本当に、その通りだわ。 |
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ふふっ、都はすごいんだから。 |
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ふふっ、とんでもありませんよ! |
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でもこれからは、何かあればすぐ私に相談してくださいね! |
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都、私が出した謎に気づいてくれて……それを瑠璃に黙っててくれ |
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……苦労されたでしょう。 |
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ですが、お礼を言うのはこちら側です。 |
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うん……最初の暗号は解けるように工夫したけど、 |
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はえ? |
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え?いや、だってアレ、ただファンが関わってるってことを |
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……そ、そうでしたか! |
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ぷっ、あははっ! |
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都は、我らが名探偵アイドルだもんね! |
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後日 |
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……という顛末だったんですよ。 |
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……いろいろとツッコミたいところはあるんですが、 |
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とびきりのHappy endデスネ♪ |
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ふっふっふ……どんな謎も、この都におまかせあれ、です! |
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本当……大きな事件に発展しなくてよかったです。 |
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はい!みなさん、本当にありがとうございました! |
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――さて、待望の謎解きの時間といきましょうか。 |
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ではなぜ犯行に至ったか、その動機は? |
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なにせ、一度ははずしてしまいましたからね。 |
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おっと、そう慌てないで。 |
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そのすべてが示しています。 |
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――犯人は、あなただっ! |
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フッ……どんな困難な謎でもおまかせください。 |
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撮影終了後 |
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クランクアップ、お疲れさまです! |
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見事だったよ |
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……プロデューサーさん。 |
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それは、刺激されるような謎を解くのが好きだからです。 |
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ならば、私は? |
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自分の疑問が晴れるときは、もちろん嬉しい。 |
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ですがアイドルになって……気づいたことがあります。 |
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偉大な探偵たちが解き明かしてきた謎のなかには、 |
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ですが私は、アイドルの安斎都は…… |
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だから、どんなことが起こっても決して諦めません。 |
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先人たちの教えをいただきながら、私なりの道をゆく。 |
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「――これが、今回の事件の顛末である。 |