概要
ここは、加奈ちゃんさんのあれやこれやを紹介していくページです。ゲームとしてのデータ的な側面は、それぞれ個別の詳細をご覧ください。ここでは、主に加奈ちゃんさんがどんな子なのか、という点にスポットを当てていこうと思います。 |
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プロフィール
名前
読みは「いまいかな」。だいたいにおいて、さん付け、もしくはちゃん付けで呼ばれるけれど、一部から名前呼び捨てで呼ばれることも。
そんな中で、一人だけ「加奈ちゃんさん」呼びするアイドルがいます。それは、フラワーガーデンイベントで一緒になった矢口美羽。最初は加奈ちゃんさんのことを同年代と思っていたようで、「加奈ちゃん」呼びでした。その後年上だと知って、「加奈ちゃんさん」という不思議な呼び方になっています。
なお、矢口美羽は14歳で、加奈ちゃんさんより2歳下。でも二人はなかよしで、お揃いのチア衣装を着たり、お弁当シェアしたり。いつかデレステで二人とも声がついたら、楽しくも優しいトークを繰り広げてくれることでしょう(願望)。
>>リンク:矢口美羽wiki
加奈ちゃんさんが他人を呼ぶときは、基本的に年上はさん付け、同年代以下はちゃん付けです。しかしここにも例外があり、スポーツ祭で一緒になった北川真尋だけは「まひろー」と呼んでいます。残念ながら、そう呼ぶようになった経緯は不明です。
ちなみに、プロデューサーのことは「○○プロデューサー」、もしくは単純に「プロデューサー」呼びです。稀に「プロデューサーさん」になるときもあります(画像はデレステのコミュ2より)。
一人称は「わたし」で、普通です。ときおり「かなかな童話」「加奈ガイド」など、名前を付けて呼ぶことがありますが、それについては後述します。
身長・体重・年齢
加奈ちゃんさんは16歳。2017年9月現在、公式情報では1年生なのか2年生なのかの言及はありません。早生まれなので、他の16歳組とは学年が違う可能性もあります。
モバマス稼働開始の2011年のデータによると、16歳の平均身長は157~158だそうです。加奈ちゃんさんはやや低めですね。体重についてはあきらかに痩せ気味傾向です。BMIだと17.5で、モデル体重と言われる18よりも低い数値です。特別なダイエットをしているといった話は見かけませんので、体質的に「余分なところには」お肉がつきづらいのだと思われます。強い。
誕生日
加奈ちゃんさんの誕生日は3月3日です。今のところ、誕生日にちなんだ特別なイベントはありませんが、モバマスでは誕生日のときだけ見られる特設ページがあります。この特設ページは、加奈ちゃんさんがいないと見られません。女子寮にいる場合は、呼び戻してくださいね。
加奈ちゃんさんは2014年の誕生日からで、毎年違うメッセージが公開されています。
2014年
- 通常コメント
- えへへ~♪ ○○プロデューサーが、お誕生日をお祝いしてくれました! わたし、もうそれだけで幸せいっぱいですっ!
- レベルMAXコメント
- わたし、○○プロデューサーのおかげで可愛いお姉さん…じゃなくて、可愛いアイドルになっていくの、すごくうれしいんです
- 親愛度MAXコメント
- 大事なメモ帳も○○プロデューサーと一緒にした事でいっぱいで…わたし、これからもたくさん思い出作っていきたいです!
2015年
- 通常コメント
- ○○プロデューサー、ありがとうございます♪ わたし、おめでとうって言われただけで、嬉しくってお口が笑っちゃいます☆
- レベルMAXコメント
- こうして○○プロデューサーが大切にしてくれる子でいたいなぁ~って…わたし、いつも考えてるんです…えへへ♪
- 親愛度MAXコメント
- メモには今後の目標も書いてあります。○○プロデューサーが見ててくれたら、これからもわたし、たくさん頑張れそうです♪
2016年
- 通常コメント
- わたし、昔よりもずっと大人のお姉さんになれた気がするんです! ○○プロデューサーのアドバイスのおかげですっ!
- レベルMAXコメント
- わたしみたいな普通の女の子がステージで輝けて…。それが、○○プロデューサーのくれた最高のプレゼントです! えへへっ♪
- 親愛度MAXコメント
- こうしてメモ帳を開くと、○○プロデューサーとの思い出がいっぱい! もう、ずいぶん溜まったなぁ…♪ えへへ! 宝物ですっ
2017年
- 通常コメント
- 誕生日…えへへっ♪ わたし、大人に近づけましたか? ○○プロデューサーと過ごした分だけ。成長できたはずですよねっ
- レベルMAXコメント
- すごい子じゃなくても、歩き続ければステージに辿り着けました。これからも輝くステージに立てるよう…胸をはっていきたいです♪
- 親愛度MAXコメント
- ○○プロデューサーとの思い出、もっと増やしていきたいな…今日のこと、貰ったプレゼントのこと、全部書き留めておきます!
2018年
- 通常コメント
- えへへっ…○○プロデューサーには、いつも笑顔と勇気をもらってますね。わたし、もっともっと頑張っていきますっ!
- レベルMAXコメント
- この先も、○○プロデューサーと一緒に進んでいけたら…えへへ♪ これはお願いじゃなくて、ふたりで叶える夢ですっ
- 親愛度MAXコメント
- ○○プロデューサーが隣にいてくれることが、一番のプレゼントですっ! これからも、一緒に夢を追いかけてください♪
2019年
- 通常コメント
- 今日はいいことありそうです!
だって、わたしのお誕生日ですから♪ そんな気がするんですっ! 変ですかね? えへへ♪ - レベルMAXコメント
- ○○プロデューサーにお祝いしてもらって、とってもいい一日ですよね♪ 楽しいお誕生日だって、書いておかなくちゃ!
- 親愛度MAXコメント
- まだたくさん焦っちゃいますけど…前よりしっかりできてるかなって! ○○プロデューサー、ありがとうございますっ
2020年
加奈
お待たせしましたっ…! ホームルームが長引いちゃって…えへへ、○○プロデューサーと放課後のお出かけ、楽しみですっ♪ |
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加奈
わぁ、キレーイ! お誕生日の時期は、少しずつお花が咲き始めるから、嬉しいですっ。プロデューサーと一緒に見られて、よかったー♪ |
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加奈
こんな素敵なお店に連れてきてもらって、いいのかな? ○○プロデューサーは、いつもわたしを大人にしてくれますね! |
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改めて誕生日 |
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♪ |
すごく喜んでもらえた!
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出身
高知県といえば四国。その中でも、東西に長く太平洋に面しているところです。
もちろん方言もありますが、加奈ちゃんさんの台詞には方言らしい方言は出てきません。高知の中でも方言が強くないあたりで育ったようですね。デレステのコミュ1を見る限り、上京してきてそれほどたっていない時期にスカウトされていますので、地元にいたときから標準語生活だったと思われます。とするとご両親も方言を使わないでしょうから、ご両親は高知出身ではなく、加奈ちゃんさんが生まれる前に高知へ引っ越してきたのかもしれません。
なお同郷のアイドルには遊佐こずえがいますが、接点はないようです(2017年9月現在)。
>>リンク:こずえくらぶ 遊佐こずえのお昼寝を見守る会
CV
残念ながら、2017年9月現在で加奈ちゃんさんの声帯は実装されていません。けれどモバマスの第6回総選挙では総合21位になり、またデレステでSSRが投入されたことで、注目は高まっています。このまま右肩上がりでファンやPが増えていけば、いずれきっと……。
口調
よく使うのは「えへへ」です。語尾は「っ」「!」「☆」などが付くことが多く、明るく元気な雰囲気を感じさせる表記となっています。それ以外だと、最初に少し書いた通り、名前を付けて呼ぶことがあります。列挙してみると…
- かなかなファイファイ!(モバマス:こぼれるスマイル)
- かなかなファイファイ、おーっ!(モバマス:フレンドリーチアー)
- かなかな童話(モバマス:ワンダーホーリーナイト)
- かなサンタ(モバマス:ワンダーホーリーナイト)
- かなかな温泉チャレンジ(モバマス:名湯探訪)
- かなかな封印(モバマス:名湯探訪)
- 加奈ガイド(モバマス:名湯探訪)
- 加奈ほっぺ(モバマス:名湯探訪)
- スペースかなかなファイトーッ!(モバマス:スーパーロボット大戦CG 泰鳴の銀河へ)
名湯探訪が多いのは、イベントで台詞数がかなり多かったからと思われます。
またその名湯探訪では、力を抜くように言われたときに「ほにゃ~」と気の抜けた声をあげています。これからも使われるかは、まだ不明ですが…。
アイドルになった経緯
基本的にオーディションかスカウトでアイドルになるこの業界。加奈ちゃんさんは後者、スカウト組です。詳しくはデレステのコミュ1参照ですが、簡単にまとめると、道に迷ったときにたまたま出逢ったプロデューサーに道を教えてもらい、後日お礼の挨拶をしに行ったときにスカウトされました。そのときのキーワードは「アイドルになったら可愛くなる秘訣を教えてもらえる」でした。
このデレステ最初のコミュからだけでも、加奈ちゃんさんがどんな子なのか、かなりの情報が出てきます。書き連ねると長くなるので、詳細はコミュ1紹介ページで…。
性格
普通
本人は「平凡な子(デレステ:コミュ1)」「普通の女の子(モバマス:クリスマスパーティー)」と主張しています。でもそれを理由に「やらない」というネガティヴではなく、「だからこそ」努力しよう、というポジティヴな発想がベースにあります。
可愛くなる秘訣を教えてもらうためにアイドルになる(デレステ:コミュ1)、という最初のステップからしてもそうですが、「色んな事教えてもらったけど、まだまだ満足してないです! これからもお願いしますね♪(モバマス:N)」「教わったことを生かして、絶対みんなに愛されるアイドルになりますからね♪(モバマス:ファンシーガール)」あたりはそのポジティヴさが前面に出ています。
そんな加奈ちゃんさんの、どんなところが「普通」なのか? わかりやすく、他のアイドルさんたちと比較しながら見てみましょう。
喋り方が普通
蘭子語と呼ばれる独特の言い回し(神崎蘭子)や、難解な表現(ex.二宮飛鳥)、「ですわ」「ますわ」に代表されるお嬢様的言葉遣い(ex.櫻井桃華)、「~にゃ」などの語尾(ex.前川みく)、などなど、特徴的なアイドルはたくさんいますが、加奈ちゃんさんはそういったキャラ付けはされていません。普通です。
また、基本的に年長者には敬語、同年代以下は普通体です。年上にも平気でタメ口、あるいは年下にも妙に丁寧な口調、といったアイドルは何人もいますが、加奈ちゃんさんはそういったことはありません。普通です。
家庭環境が普通
加奈ちゃんさんがスカウトされる前の生活については、ほとんど描写がありません。例えば家が裕福(ex.西園寺琴歌)、特殊な家庭事情(ex.市原仁奈)といった描写はありません。描写されていないだけで実は、という展開が今後出てくる可能性はありますが……。普通の女の子、として公式がプッシュしていることを鑑みるに、その可能性は低いと思われます。
なお「温泉街で買った絵葉書、さっそく書きますね! 友達や家族に宛てて、文字でおしゃべりですよっ(モバマス:名湯探訪)」「いつか、両親を温泉に招待したいですね(同)」といった台詞からするに、家族仲は良好のようです。
経歴が普通
高校生でスカウトされ、デビュー後も在学継続です。この年代は(スカウトかオーディションかはさておき)大半がそうなのであえて特筆すべきことでもありませんが、大人組はなかなかの経歴をお持ちの方がたくさんいるので、一応記載しておきます。なお大人組には、サンタクロース(イヴ・サンタクロース)やシスター(クラリス)、警官(片桐早苗)、といった方々がいます。
設定・能力が普通
ウサミン星(安部菜々)、サイキック(堀裕子)、忍術(浜口あやめ)、空手(中野有香)、嗅覚(一ノ瀬志希)、陶芸(藤原肇)など、普通に生まれて普通に育つとなかなか得ない要素を持つ他のアイドルと比べると、それに匹敵するようなものは加奈ちゃんさんにはありません。
加奈ちゃんさんの得意なところとしては、下調べとそれをメモにまとめる分野です。「加奈ちゃんのメモ、ガイドブックより詳しいんですよ~(モバマス:イヴ・サンタクロース)」と評されるように、時間をかけて調査する方面には強いことになっています。これはすごいことですが、勉強熱心な子にはしばしばみられる傾向で、方向性としては普通の範疇です。
極端な色付けがない普通
加奈ちゃんさんといえばメモ帳、そばつゆ、あたりがよく話題に出ます。しかしメモ帳はメモ用として使います。そばつゆは、スポーツ祭で飲み物と一緒に抱えてはいましたが、これは自販機で片っ端から購入したと思われます。日本の自動販売機にはなぜかそばつゆが並んでいたりするところもあるそうです(写真はネット検索より)。
(実際そばつゆは調味料として優秀で、塩醤油胡椒なみに常備しておきたいレベルです。自炊するとわかるありがたみ)
上条春菜(眼鏡)、椎名法子(ドーナツ)、大原みちる(パン)など、強い執着のあるアイドルと比較すると、キャラの色付けとしては「濃くない」レベルです。
また、性格傾向的にも、際立った色付けはされていません。ここでいう「際立った」の範疇に入るアイドルを何人か列挙しておきます。
- 働きたくない(双葉杏)
- お山(棟方愛海)
- 天才肌系(一ノ瀬志希、池袋晶葉)
- すぐ脱ぐ(十時愛梨)
- ダジャレ(高垣楓)
- 妄想癖(喜多日菜子)
こんなに個性豊かなアイドルたちの中で、加奈ちゃんさんはそういったタイプの特徴をつけられていません。普通です。
まとめ
というわけで、「個性的な」ポイントを持つ他のアイドルと比較して、それが「ない」という観点で「普通」を見てきました。普通の定義が難しいのでこういった形になりましたが、他の視点をお持ちの方はぜひご一報ください。
素直
加奈ちゃんさんは素直です。他人の言葉をすんなり受け入れることができ、そのせいか、やや影響されやすい傾向が見えます。劇場の第721話がそんな加奈ちゃんさんをピックアップした回なので、ぜひご覧ください。
また、相手のよさを見つけ、それを屈託なく褒めることができます。「わぁ、ネネちゃんの作ったドリンク、まるで夕暮れ空みたいに綺麗!(モバマス:第2回水着DEドリームLIVEフェスティバル)」「みんなの笑顔がきらきら輝いて…それが一番の星ですよねっ♪(モバマス:第8回アイドルLIVEロワイヤル)」「瑞樹さん、たたずまいが素敵ですよね。憧れます…(モバマス:名湯探訪)」などにその傾向が見えますね。
その上で、相手を頼ることに劣等感や嫉妬めいたネガティヴさはありません。「今日は麻理菜さんから、かわいさの秘密、教えてもらいます♪(モバマス:第7回アイドルLIVEロワイヤル)」「藍子ちゃんのステップ、軽やかでお花みたい! コツを教えて♪(モバマス:第23回アイドルLIVEロワイヤル)」「わたしは普通の女の子ですけど、頼れる人がたくさんいます!(モバマス:こぼれるスマイル)」などなど、できる人から教わることが自然にできます。
この素直さは、個性豊かな他のアイドルたちとの日々を重ねても、加奈ちゃんさんの芯としてあり続けています。
他人のために動ける子
他人を頼りにする一方で、他人のために労を費やすことが苦にならないタイプです。
「みんなの役に立つって、嬉しいですねプロデューサー☆(モバマス:フレンドリーチアー)」
この一言に全てが集約されている、といっても過言ではありません。加奈ちゃんさんは努力の子ですが、その努力は自分にも他人にも向いています。スポーツ祭で飲み物を大量に買い込んで来たり(モバマス:スポーツ祭)、クリスマスの買い出しを率先して請け負ったり(劇場第200話)、栗ご飯のためにみんなの分栗拾いしたり(モバマス:こぼれるスマイル)。加奈ちゃんさんは誰かが喜んでくれることが好きです。
チャレンジ精神旺盛
アイドルという未知の世界にも、やってみようとその場で即断できるくらい、加奈ちゃんさんはチャレンジ精神旺盛です。
「飛び込んでみれば、わかるはず!(モバマス:ライクアバッドガール)」
この台詞が象徴的ですね。他にも「お仕事すればするほどアイドルの事をもっと知りたくなってきました!(モバマス:N+)」「このお花の衣装、わたしにしてはフワフワしすぎですか? でも、そろそろ挑戦もしてみたくて☆(モバマス:フラワーガーデン)」「自信を持って、温泉の魅力を語る…できます、やりますっ!(モバマス:名湯探訪)」など、果敢に挑戦しようという心意気が随所に見られます。
メモ
加奈ちゃんさんといえば、メモ。メモ帳。というくらい、何かにつけて「メモします」とこまめにメモを取っています。デレステのコミュ1で、プロデューサーと初めて出逢ったときから既にメモ帳を常備しており(たまたまそのときは持っていませんでしたが)、以前からの習慣であることは明らかになっています。けれど、加奈ちゃんさんがどうして常日頃からメモを取るようになったかについては、現時点では不明です。
アイドルになる前は、おそらく1冊(何冊目かはともかく)だったメモ帳も、アイドルになって増えています。中でも「可愛くなる秘密のメモ帳(モバマス:フレンドリーチアー)」なるものがあり、「○○プロデューサーが教えてくれた可愛くなる秘密、取り入れてみたんです(モバマス:ファンシーガール)」とのことから、特訓前の服装(の一部?)にプロデューサーの意見が採用されていることがわかります。
このメモ帳は「プロデューサーとの…ナイショ(モバマス:フレンドリーチアー)」のため、その中身は他の誰にも不明(のはず)です。加奈ちゃんさんの言葉、態度、行動、服装選び、いろんなところから、想像するしかありません。
方向音痴
と本人も認めるくらい、方向音痴です(画像はモバマス:ぷちデレラより)。
ただし、地図は読めます。デレステのコミュ1で、プロデューサーに、名刺に道を書いてもらっていますが、名刺というのは55x91ミリしかない、小さな紙きれです。当然、ここに書ける情報量なんてたかが知れています。それを見てちゃんと駅まで行けたので、地図を読み解く能力は普通にあるみたいです。
ドジでおっちょこちょい
「わたしが普段ドジなのは、小さい子には内緒にしてくださいね?(モバマス:クリスマスパーティー)」と本人が認めるくらいにドジです。工藤忍からは「ちょっとおっちょこちょいなところもあるけど(モバマス:名湯探訪)」と評されたりもしています。
ではどんなところがそう評価されるのか、とピックアップしてみると…
- 飲み物の差し入れにうっかりそばつゆを買ってくる(モバマス:スポーツ祭)
- メモに集中していて歌を忘れる(モバマス:第7回アイドルLIVEロワイヤル)
- 買い出しに行くのに書き出したメモを忘れる(劇場第200話)
- うたた寝してプロデューサーに寝顔とお肌を見られて慌てる(劇場第603話)
- 本屋でうっかり大声を出す(モバマス:ライクアバッドガール)
- 温泉でバスタオルを完璧に巻いたつもりで、裾がおろそかになっていた(モバマス:名湯探訪)
ざっとこのあたりでしょうか。これはおっちょこちょいと評価されても仕方ない…そんなドジ子さんな加奈ちゃんさんです。
自己評価と成長
前述の通り、加奈ちゃんさんは自分を「平凡」と思っていることもあり、自己評価はかなり低めです。「プロデューサーがいなければ、わたし、ツボミどころか芽だったかも?(モバマス:フラワーガーデン)」「アイドルも高望みですっ(モバマス:クリスマスパーティー)」「ひとりじゃ一番になれないから(モバマス:こぼれるスマイル)」「わたしのグラビアで喜ぶ人なんて、いるのかな…?(モバマス:南国バケーション)」「わたしなんて平凡でドジで……アイドルらしくないのに(デレステ:コミュ4)」などなど、枚挙にいとまがないくらい。
でも、そこにとどまっているわけではありません。先の言葉の中でも、芽からツボミへと、成長している自覚はあります。その他にも「すごい子じゃなくても、歩き続ければステージに辿り着けました(モバマス:誕生日コメント)」「何も知らなかったわたしも、○○プロデューサーのおかげで、可愛いアイドルになれました! でも、もっと教えてもらいます♪(モバマス:ファンシーガール)」など、たとえその歩みはゆっくりでも、成長していることを本人が実感しています。
そして、そこからさらに。
「そうでした! 今井加奈は、『なんか』じゃありませんよね!(モバマス:名湯探訪)」
カードにして12枚目(モバマスのみ)、サービス開始(2011年11月)から約5年半(2017年6月)。この台詞を画面で見たとき、全加奈Pが泣いた(誇張アリ)とまで話題になったほど。
「そうでした」から始まっているので、プロデューサーが「自分を『なんか』なんて言ってはいけない」的なアドバイスをしたのだと思われます。でもそれが「でした」で過去形になっていることから、以前から何回も言われてきたこと、だと推測できます。今までずっと言われてきたのに、つい「なんか」と言ってしまう子が、そう言わないようにしようと決意した。これがどれだけ大きな成長なのか、想像してもらえればと思います。
アイドル像
加奈ちゃんさんは「可愛くなる秘訣」を知るために、アイドルになる決心をしました。そこのところをもう少し掘り下げていこうと思います。
加奈ちゃんさんの考える「可愛い」には、詳しい言及はありません。例えば服の選択が可愛いとか、仕草が可愛いとか、そういった特定の要素だけではなく、それも含めていろんなものをひっくるめた集合、だと思われます。「何も知らなかったわたしも、○○プロデューサーのおかげで、可愛いアイドルになれました! でも、もっと教えてもらいます♪(モバマス:ファンシーガール)」という言葉から、その傾向がうかがえます。
ところが「可愛くなりたい」と主張しているのは実は最初のうちだけ。もちろん可愛さを求めているところは残っていて、「この浴衣、可愛いから…プロデューサーに見てもらいたかったんです(モバマス:名湯探訪)」などがありますが、その頻度はとても低いのです。Nやデレステのコミュを見ていないと、加奈ちゃんさんが可愛いを求めていることにうっかり気づかないかもしれないくらいに。
え、じゃあどんな台詞が多いの? というと、カードのシチュエーションに応じた会話の他は、プロデューサーにいろいろ教えてもらって、成長していきたい、という趣旨のものがいくつも見受けられます。そして、その成長に「可愛いアイドル」という表現は、実は上で書いたファンシーガールのものくらい。「みんなに愛されるアイドルになりますからね♪(モバマス:ファンシーガール)」「○○プロデューサーをもっと笑顔にするアイドルになります!(モバマス:ファンシーガール)」「お花って盛ってるだけで華やかでうれしくなりますね! ○○プロデューサー、わたしもそんなアイドルになりたいです(モバマス:フラワーガーデン)」といった表現がされています。
また、デレステの特訓エピソード(N)では「アイドルになったら、応援してくれる人がいて、支えてくれる人がいて、主役になれるんですよね。だから、アイドルは可愛いんですっ!」という台詞があります。もちろん、アイドルになっただけでは、ファンなんてつきません。主役になることだってできません。頑張って、努力して。応援してくれる人ができて、支えようと思ってもらうことができて。その想いに応えようと、もっと頑張っていく。その積み重ねで、アイドルはどんどん可愛くなっていく。そんなイメージが、加奈ちゃんさんの中にある、ということですね。
愛される。他人を笑顔にする。華やかでうれしい気分にさせる。そんなアイドル。それが、加奈ちゃんさんが目指すアイドル像。そしてそこへたどり着くために、努力して、応援されて、また努力して、と繰り返して、積み重ねていく。それは一度主役(モバマス:コーラスリーダー)を経験しても、終わりません。
「もっと輝きたいです、わたしも!(モバマス:コーラスリーダー)」
主役の、もっと先にある輝き。それはいったい、どんなところ、どんなもの、どんな世界、なのか。一歩ずつ、ときには半歩かもしれないけれど、そこに向かって歩き続ける加奈ちゃんさんが、見る、知る、経験する、それは……今は、まだわかりません。それはゴールではなく、手を伸ばし続ける目標、なのかもしれません。
「これからずっと未来まで、○○プロデューサーとページを埋めていきたいな…!(モバマス:スポーツ祭)」
「今年も、来年も、そのずっと先も、○○プロデューサーの隣でメリークリスマスを言わせてくださいね(モバマス:ワンダーホーリーナイト)」
いつまでも、プロデューサーとそれを追い求める自分を、加奈ちゃんさんは思い描いています。「可愛くなりたいからアイドルになる」から、「~なアイドルになりたい」へと。あるいは並列して、なのか。加奈ちゃんさんは努力を続けていきます。
「まだまだ足りないものは多いけれど、わたしらしく少しずつ進んでいきます。明日はもう一歩前へ、ですよ♪(モバマス:名湯探訪)」
なお、同じくらいにプロデューサーへの感謝の気持ちがたくさんありますので、列挙しておきます。
- わたしもっと成長して、○○プロデューサーにお返しします(モバマス:スポーツ祭)
- いつも頑張ってくれているプロデューサーに、お礼したくて…(モバマス:ワンダーホーリーナイト)
- かなサンタが、プロデューサーに幸せをプレゼント!…できたらいいな~(モバマス:ワンダーホーリーナイト)
- ○○プロデューサーからは、いつも何かを貰ってばかり。でも今日は、わたしから…あげたいんです。どうぞっ!(モバマス:名湯探訪)
- いつも助けてもらってる分、わたしもプロデューサーを支えたいんです。加奈ガイド、頼りにしてくださいね☆(モバマス:名湯探訪)
感謝の気持ちを忘れない加奈ちゃんさんでした。
あと何書こう
(以下編集中)