イベント[シンデレラロード20190112] のバックアップ(No.4)


ここでは、加奈ちゃんさんが登場したイベント[ススメ!シンデレラロード:横山千佳編]を紹介します。

第1話

時代村


う~ん……。
う~ん……。
う~ん……。


じっだいむら~♪ じっだいむら~♪
あれ、3人ともどうしたの?
難しい顔しちゃって。


おお、これは仁美殿!
実は、珠美たちの今度のお仕事についてなのですが……。


時代劇でしょ? しかも、憧れの戦国時代!
いいなぁ、羨ましいよ~。
こうして時代村で役作りもできるし。


まぁ、そのおかげでアタシも時代村が楽しめてるんだけどね。
みんなの役作りの見学ってことで♪
それで、そのお仕事がどうかしたの?


うん。
あのね、さなだゆきむらってどういう人なの?


あと、いまがわよしもとって武将。
織田信長とかは知ってるんだけど。


あー、確かに小学校じゃ、そこまで詳しく勉強しないよね。


ううっ、面目ない……。
高校生の珠美にもっと知識があれば……!


まあまあ。
こういうのって好きな時代と違ったりすると、詳しく調べなかったりするし。


それにね、仁美ちゃん。
あたし、ジダイゲキとか、センゴクジダイとか……
そういうのよく知らないんだー。


そっかぁ。
確かに魔法少女とは、だいぶ世界観が違うもんね。
戸惑っちゃうのも当然かな。


ねぇねぇ、仁美ちゃんはセンゴクジダイに詳しいんでしょ?
チカたちに教えて!


もっちろん! そういうことなら、このアタシ!
アイドル界一の傾奇者、丹羽仁美にお任せあれ!
その時代なら、わかることも多いしね!


わーい!


助かったわ!
それで、どんな人なの?
いまがわよしもとって。


まあまあ、そんなに慌てないで。
その時代のことも知らないで、いきなり武将のことだけ覚えたって面白くないよ?


こういうのは雰囲気が大事!
せっかくの時代村なんだから、まずは戦国時代に触れないとね!


ムードが大事ってことね?
それならわかるわ!
アタシもパパと一緒のときは、それはもう……♪


ムードって?


ええっと……あっ、アレです!
アニメを観る前のオープニング!
アレを観るとワクワクするでしょう? あんな感じです。


あっ、それならわかるよ!
それじゃあ、今からワクワクできるの?


もっちろん!


わぁ……!
すっごーい! カッコイイー!
これってマジカルソード!?


触れてみるってこういうことだったのね。
確かに、本を読むより楽しそうかも♪


言ってみるよりやってみろって言うしね。
慶次だって、型破りなことをいっぱいやってきたんだから!


いや、今はその人関係ないでしょ?


ドロンっ!
仁美殿、お呼びにより参上いたしました!


みんな、話は聞かせてもらったよ!
戦国時代のことなら、あたしたちセンゴク☆華☆ランブにお任せっちゃ☆


ちょっと待って!
メンバーのひとりが教えられる側にいるわよ?


ま、まあまあ!
細かいことはいいではありませんか!


そうそう!
気にしない、気にしなーい♪


うんうん!
豪放磊落っぽさも戦国武将には大事だしね!
慶次だって、そういうところあるし♪


よーし、では皆の者!
これより我ら戦国の世を学ぶ!
いざ、出陣~!!


しゅつじーん!!


おー!

第2話

時代村

ねぇねぇ、仁美ちゃん!
このあとは何をするの?


そうねぇ。
みんなはどういうものに興味がある?
しいて言えば、でいいから。


そうですね。
やっぱり、珠美は剣術に興味があります!


アタシはファッションね!
お姫様が着てる着物のことなら、もっと知りたいわ。


なるほど~。
千佳ちゃんは?


あたし?
あたしはー、うーん……。


あたしもお着物が見たい!
おひな様のお着物はとってもキレイだったから!


では、二手に分かれたほうがよさそうですね。
剣術を見学にいくほうと、着物を見学にいくほうで。


そうね!
じゃあ、剣術のほうはあやめっち、よろしくねっ。


任されました!
では、珠美殿。いざ、参りましょう!


はいっ!
では、みなさん!
また後で!

着物体験教室・休憩所

お着物~♪ お着物~♪
キレイなお着物~♪


はぁ……本当にキレイだったわね。
それに葵の着付けもバッチリだったし!


えっへん!
これでも料亭の看板娘やけんね!
着物のことならお任せっちゃ♪


アラ?
チカたちじゃない!


メアリーちゃんたちだー!
みんなも、お着物の着付けをしてもらってたの?


ええ。
あずきちゃんに教わりながらね。


呉服屋の娘としては、黙っていられないからね!
みんなに着付けを教えちゃう大作戦をしてたんだ♪


今回のお仕事だけじゃなくて、これからも着物を着る機会はあるだろうし。
覚えておいて損はないものね。


お着物、とってもキレイだったわネ!
アタシ、うっとりしちゃったワ♪


そうね。
キレイな中にも奥ゆかしさがあって……。
本当、パパに見てもらいたかったわ。


んー……。
でもでも、チカの役っておサムライさんだから、さっきみたいなお着物は着られないんだよねー……。


そんなにガッカリすることないんじゃないかな?
だってほら、戦国武将の甲冑だってカッコいいよ!


確か、戦場で目立たせるためにそうしたのよね。
だから、戦国武将の甲冑は奇抜だったり、目を引く物が多いって聞いたことがあるわ。


その通り!
戦国武将の甲冑は人によって全然違うの!
魔法少女だって、みんな衣装が違うでしょ?


あ、ホントだー!
じゃあじゃあ、チカのさなだゆきむらも、なにか特別なカッチューなの?


よくぞ聞いてくれました!
真田幸村といえば赤備え!
赤い甲冑で有名なの!


赤……
じゃあ、レッドだね!
ラブリーユキムラレッドだ!


そう、だいたいそんな感じ!


そっかぁ、チカはレッドなんだ。
ちょっとおサムライさんのこと、わかってきたかも♪
ふふふ~♪


よーっし!
この調子で、もっと勉強するぞー♪

第3話

道場

わぁー!
ここが道場なんだー!


そう!
戦国武将は、こういう所で日々武芸を磨いていたの!


ブゲイをみがく?
ええっと……ここが練習するところだから、もしかしてパワーアップの特訓ってこと?


正解!
千佳ちゃん、だんだんわかってきたねー♪


えへへー♪


おっ、新しいお客さんかな?


千佳ちゃん、仁美殿!
お待ちしていました!


おや、他のみんなは……?
ふたりだけですか?


うん!
あのね、せっかくあずきちゃんと葵ちゃんがいるから、もうちょっとお着物の勉強をしていくって!


それで、アタシたちだけ先に来たってわけ。
珠美っちたちは、何してたの?


珠美たちは、殺陣の稽古中でして!


タテ?


あ、縦と横のたてじゃないよ?
殺陣っていうのは、時代劇のアクションシーンのことだよ。
まあ、見ていって!


はーい!


珠美殿、渚殿、準備はよろしいですかな?
では……始めぃっ!


てえええい!!


ぐっ、やられたぁ!!


はあああッ!!


ま、まいったぁ!!


おおー!
ふたりとも、お見事!


すっごーい!
カッコいい!
あたしもやってみたーい!


ありがと!
でも、いきなりはちょっと難しいかな。
だからまずは、立ち居振る舞いの稽古から始めよっか。


はーい!
…………。
タチイフルマイ?


では、みなさん……上体を正しく保つことを意識しながら、立ち上がってみましょう。


せーのっ……きゃっ!


あだっ!
ただ姿勢よく立ち上がるだけでも、こんなに大変なんて……!


そうですね……。
慣れていないと難しいかもしれません。
ですが続けていけば、きっと慣れると思いますよ。


うう~、殺陣への道のりは遠いです……。
でも、これができるようにならないと、立派な武将役はできないですよね!


そうなの?


うん。千佳ちゃんも、魔法少女のポーズをするの、最初は大変だったでしょ?
それと同じことですよ。


そっか……。
うん、わかった!
あたし、もっと頑張ってみる!


では、もう一度やってみましょうか。
みなさん、最初の位置についてください。



はいっ!

第4話

休憩所

あ~んっ♪
んー!
お団子おいしー!


はぁ……。
運動したあとのお茶は格別~♪


あっ、お茶処がありますよ。
ちょっと休憩していきませんか?


いいですね。
あら、千佳ちゃんに仁美ちゃん。
こんにちは。


ありさ先生! 椿ちゃん!
こんにちはー!
あっ、加奈ちゃんと美羽お姉ちゃんもいるー!


こんにちは、千佳ちゃん!
美羽ちゃん、お団子だって!
すっごく美味しそうだよ♪


お団子?
ふっふっふ……お団子なら、わたしの頭に!
って、それはお団子違いでしたー! えへっ♪


それじゃあ千佳ちゃんたちは、仁美ちゃんたちに戦国時代や武将のことを教えてもらってたのね?


それは勉強になりましたね。
じゃあ、ふたりの記念に一枚。
パシャリ♪


いえーい☆


わたしたちも、ふたりでいろいろと勉強してきました!
歴史の教科書片手にっ。


係員さんに教えてもらったことも、ちゃんとメモしてありますっ。


ふふっ♪
ふたりもえらいわね。


美羽ちゃんと加奈ちゃんも、
パシャリ♪


いえーい♪


仁美ちゃん、今日はありがとう!
いろいろ教えてもらって、すっごく勉強になったよ!


パワーアップするために特訓してー、カッコいいカッチューを着てー、悪いブショーを倒す!
それがセンゴクブショーなんでしょ?


うーん……。
それはちょっと違うかも。


えっ、そうなの?


そうねぇ……。
中にはやんちゃだった人もいるけど……
全員が悪い人ってわけじゃないのよ。


ね、千佳ちゃん。
戦国時代にね、武田信玄と上杉謙信って武将がいたの。
このふたりはね、何回も戦っていたのよ。


でもね、相手が戦以外で困っていたら助けてあげたり、武田信玄が亡くなったときはね、上杉謙信はとっても悲しんだそうよ。


そうなんだぁ……。
じゃあじゃあ、なんでみんな戦ってたの?
敵じゃないんでしょ?


な、難問だね……。
美羽ちゃん、教科書に答え書いてないかな?


ちょっと待ってね?
えっと、えっと……?


ふっふっふ……!
その答えはスバリ……
お互いに譲れないものがあったからよ!



ゆずれないもの?
譲れないもの?
譲れないもの?


家族や仲間、領地に住む人々……。
夢や希望、叶えたい想い……
そして人としての意地!


そんな想いをみんなが抱いていたからこそ、お互いにぶつかるしかなかったの。


アイドルが、オーディションを受けるのと同じよ。
他の人は敵かもしれないけど、お互いに認め合っているライバルでもあるでしょう?


そう! 相手の力量に敬意を払うからこそ、全力をもってぶつかり、そして芽生える絆!
つまり、強敵と書いて、ともになれるの!


ライバル? とも?
それって、友だちとは違うの?


ちょっと違うかな。
千佳ちゃん……知りたい?


うんっ!
チカ、もっと知りたい!
だって、センゴクブショーって、アイドルとおんなじだから!


思い切った考えだけど……だが、それがいい!
さあ、ついてきて!
戦国時代はまだまだ奥が深いんだから!


はーい!
皆の者ー、いっくぞー♪


おー!