コミュ[営業] のバックアップの現在との差分(No.2)
ここでは、デレステでの加奈ちゃんさんの営業コミュを紹介します。
中央
かなみうは今日も元気です!
番組収録中 |
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本日のゲストは、『はぴ☆かむ』の今井加奈ちゃんと矢口美羽ちゃんでしたー! |
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収録後 |
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いやー、ふたりとも、すっごくよかったよ! |
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はぁ……。 |
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(わたしってば、また本番中にわたわたしちゃって……。 |
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(なんとなぁく、スタジオが凍りついちゃってたような……? |
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「騎馬隊、来襲! また、来週!」 |
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騎馬隊が…………来たばい。 |
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…………。 |
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うん。つらいのはきっと、わたしだけじゃないよね。 |
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えーっと、「落ち込んでいる人を励ます方法」……。 |
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あれっ、加奈ちゃん……。 |
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うん。つらいのはきっと、加奈ちゃんも同じ……! |
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…………。 |
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美羽ちゃん! |
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…………。 |
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か、加奈ちゃんからどうぞ! |
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(「落ち込んでいる人を励ます方法」──。 |
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ううん、美羽ちゃんからどうぞっ! |
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そ、そう? |
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山梨で、失敗しても…… |
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(よしっ! 渾身のギャグ、キマッた~~っ! |
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(ど、どうしよう……。 |
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(……っ! |
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あのね、美羽ちゃん!! |
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ひゃ、ひゃいっ!? |
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(「落ち込んでいる人を励ます方法」──。 |
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わたしも、騎馬隊に興味あるよ! |
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(と、突然、どうされましたっ……!?) |
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わたし、これでも参加してたんだよ。 |
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昔っ!? |
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でも、わたしが上になると、すぐハチマキを取られちゃって……。 |
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(加奈ちゃんさん……。 |
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(美羽ちゃん……。どうしよう…… |
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(どうしよう……。 |
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(わたしはただ、いつもの美羽ちゃんがいいなあって…… |
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(加奈ちゃんは、そのままの加奈ちゃんが、いちばんかわいくって、いちばんキラキラしてるんだ……! |
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あのっ、美羽ちゃん! 聞いて! |
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あのっ、加奈ちゃん! 聞いて! |
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わたしねっ、美羽ちゃんの、がんばりやさんで、お仕事熱心で、ギャグでみんなを楽しませようとしてくれて、自分らしさをちゃんと追いかけていて──。 |
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そういうところ、すごいなって思うし、わたしはそんな美羽ちゃんのことが大好きだよっ! |
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わたし、加奈ちゃんの、まっすぐで、いつも一生懸命で、勉強家で、努力家で、まじめで、やさしくて、笑顔がかわいくって、どんなときもへこたれなくって──。 |
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そういうところ尊敬してるし、わたしは加奈ちゃんのこと大好きだよ! |
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だから元気、出して! |
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……あれ? |
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……あ、あれれっ? |
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も、もしかして……。 |
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う、うん……。美羽ちゃんが落ち込んでると思ったから……。 |
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うん……。ふふっ……あははっ! |
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うん。わたしも、もう元気だから大丈夫だよ♪ |
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スベっても、転んでも、立ち上がって、また明日があるさ! |
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ほうとうを食べて、 |
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ふふっ♪ ……そうだ、その前に、地元の雑貨屋さん、探検しちゃうのはどうかな。 |
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さんせーい! |
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えへへ♪ |
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かなみう、ファイファイおー☆ |
南
この坂を往けば!
ラジオ収録後 |
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お疲れさま |
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お疲れさまでしたー! |
うーん、喋ったーっ! |
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私は一生分座っていた気がします……! |
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加奈ちゃんが止めてくれなかったら、危うくマイクが音を拾ってしまうところでした! |
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えへへ、どういたしまして♪ |
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だね! |
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うん! |
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そういうときは、とりあえず外に出ましょう! |
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案内板があるよ |
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……あっ、本当ですね! |
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ほんとだ! あー……でも、ちょっと距離あるし、今から行くのはキツそう? |
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あれ……? |
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ん? 加奈ちゃん、どうしたの……って、うわー、すごい坂! |
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攻略しがいのある坂ですね! |
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確かにそうかも! |
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いいですね! |
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えっ、ふたりとも……!? |
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うおりゃりゃりゃりゃーっ! |
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うわっ、茜ちゃん速い! |
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ゴーーーーールッ! |
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はぁっ、はぁっ…… |
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わ、わかりません……! |
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こういうときは、別の人に聞くのが一番! |
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あ……あっちゃー。 |
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ふたりとも、どこかで迷ってたりしないでしょうか!? |
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うーん……ほぼ一本道だったし、それは多分大丈夫じゃない? |
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はぁっ、はぁっ…… |
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お、追いついた~っ……! |
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いやいや、そういう加奈ちゃんも、前よりずっと速くなったんじゃない? |
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えへへ、そうかなぁ? |
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私はマネージャーでしたから、いつもは見てるだけです! |
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あはは、茜ちゃんらしいや! |
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そうなんだ……! でもまひろー、なんだか楽しそう! |
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その際はぜひ声を掛けてください! |
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もちろん私も! |
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やったぁ! そのときはよろしくお願いします♪ |
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ふたりとも、坂のほうを見て! |
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おおーっ……! |
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空も真っ青で気持ちいいし…… |
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こんな景色が見られるなんて、頑張って走ってよかったぁ♪ |
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じゃあひと息ついたところで、くだりも行ってみよう! |
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ていうか、誰が最初にPさんに辿り着くか競走しない? |
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望むところです! |
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競走……! |
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よし、決まりっ! |
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よーい、ドンッ! |
上方
でぃてくてぃぶ・りるすたー
ドラマ撮影後 |
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まさかこの3人で学園ドラマに出られるなんて、夢みたいでしたっ! |
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等身大の女の子、バッチリ演じられたよねぇ♪ |
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はいっ! |
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あのぅ……。 |
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あれ、あなたは確か……えーっと、番組関係者メモを~…… |
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うんっ! |
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うふふ♪ ありがと~! |
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それなら私もサインを……ん? |
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少しトラブルが |
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あっ、プロデューサー! |
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大事な小道具がなくなってしまったらしい。 |
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……なるほど。 |
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みなさん、聞き込みへのご協力ありがとうございましたっ! |
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まず、なくなったのは主演女優・木宇戸さんの、リボンの髪飾り。 |
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その時この教室にいたのは、撮影スタッフの映吉さん。 |
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それで、木宇戸さんが戻ってきたときには、 |
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そういうことになります……。 |
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前に聞いたわよ……妹さんが欲しがってるって。 |
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うぐぅ……ッ! |
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……うん、信じるよぉ。 |
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早耶さん……そうですよね! |
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ふむ……早耶ちゃん、加奈ちゃん。 |
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事件当時、映吉さんはこの教室の後ろのほうで |
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はい。教室の扉が開く音がして、振り返ったんですけど、 |
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え、じゃあ勝手に開いたってこと? |
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あ、安心してください、早耶ちゃん! |
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す、ストップストーップ! |
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こほんっ……もしかして、誰もいなかったんじゃなくて、 |
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「見えなかった」……はっ、まさか! |
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え? ええと、いつも通り…… |
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なるほど、しゃがんだままの目線ですねっ! |
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わっ、どうしたのぉ都ちゃん。 |
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その姿勢のままこちらを見ると、私の姿が机に隠れるはずっ! |
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んー……都ちゃんの顔、バッチリ見えちゃってるよぉ? |
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わわ、待ってください! 立ったままじゃなくて、しゃがみます! |
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あっ、それならギリギリ見えないっ! |
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ですね。しゃがんだり、四つん這いになって…… |
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つまり、しゃがんで机に身を隠すことのできる背丈……。 |
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都ちゃんが犯人じゃ駄目だよーっ!? |
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……あ。早耶、わかっちゃったかもぉ。 |
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……! |
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うん、早耶もそれがいいと思うなぁ。 |
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……おふたりの言う通りです。そうしましょう! |
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ご、ごめん……なさい……。 |
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大丈夫、大丈夫だよ。 |
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うんうん、怖がらないで。 |
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あたし……かわいく、なりたくて。 |
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ほんとはね、すぐ返すつもりだったの。 |
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……そうだったんだぁ。 |
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うんうんっ♪ |
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……そうだっ! 早耶のリボン、あげるねぇ♪ |
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くれるの……? ありがとう、すっごくかわいい……! |
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その心意気ですよっ! |
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そういうことだったのね……正直に話してくれて、ありがとう。 |
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いやいや、疑いが晴れたのならそれでいいんですよ! |
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ふっふっふ、お任せください! 真実は……。 |
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真実は、わたしたちのものっ! |
ファンシー・レコード
撮影本番中 |
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みなさん、こんにちは。 |
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今井加奈のふたりでお送りしますっ♪ |
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オシャレで落ち着いた店内でいただく、
コーヒーとスイーツが格別とウワサですね。 |
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お邪魔しまーすっ。 |
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わかります。 |
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そうだねっ♪ |
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お待たせしました。 |
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ありがとうございますっ。 |
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ウサギちゃんの耳はクッキーでできてるんですねっ♪ |
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思わず写真に撮って、友だちに自慢したくなっちゃいますね♪ |
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うんっ♪ |
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ん~♪ |
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本当に♪ |
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ねっ♪ |
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はむっ…… |
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そして……パフェの美味しさをさらに引き出してくれるのが、
オリジナルブレンドのコーヒーです。 |
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香り高い上にさわやかで、すごく飲みやすい…… |
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では、こちらのコーヒーもいただいてみましょうか。 |
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えっ? |
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(スタッフの笑い声) |
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えへへへ……♪ |
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本番撮影後 |
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ねえ、蓮実ちゃん。 |
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ああ、あれはレコードプレーヤーですね。 |
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おや。詳しいね、お嬢さん。 |
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昔はね…… |
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……あの、もしよろしければなんですけど、
まだレコードがあったら一曲お願いできませんか? |
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そりゃあるにはあるけど…… |
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そんなことないですよっ。 |
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はい♪ |
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……ふふ、わかったよ。 |
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レコードプレーヤーから音が奏でられ始める…… |
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はぁ……♪ |
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ええ……。 |
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……そういえば、父も言っていたな。 |
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いいえ、お礼を言うのはこちらです。 |
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コーヒーとパフェもごちそうさまでした! |
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本当に素敵なお店でしたね。 |
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……さようなら、白いお皿。コーヒーの美味しい喫茶店。 |
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わたしのレコードもねっ♪ |
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ふふっ。 |